バセドウ病と入院

バセドウ病の治療で入院する必要のある2つのケースとは?

バセドウ病の治療で入院する必要のある2つのケースとは?

バセドウ病の治療法にはいくつかありますが、入院を必要としない投薬治療で完治する場合があります。

 

しかしこの場合、数ヶ月から数年間は投薬治療のため、通院を続ける必要があります。

 

治療薬が合わないときや、治療のための時間が取れないときは、他の入院を必要とする治療を選択する場合もあります。

 

アイソトープ治療

アイソトープ治療というのは「放射性ヨード」と呼ばれる薬剤の入ったカプセルを飲むだけのバセドウ病治療法です。

 

投薬治療と違うのは、放射線を放つ性質のヨードを服用し、甲状腺の組織を部分的に破壊する点にあります。

 

甲状腺を破壊してしまうことで、甲状腺ホルモンの分泌が制限され、時には十分な量の分泌もできなくなってしまいますが、これは治療効果とみなされる場合が多いようです。

 

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甲状腺ホルモンそのものは「甲状腺ホルモン剤」を服用することで、投薬より軽い負担で補えるからです。

 

放射性ヨードの安全性については、40年以上もの間、慎重に研究され続けていますが、現時点で他の病気を発生させるという証拠は見つかっていません。

 

レントゲン撮影などと同じように、管理・制限された状況で行うのであれば全く問題ないようです。

 

また、ヨードが甲状腺に集まる性質を利用しているため、放射性ヨードが他の部位にとどまることはありません

 

この治療法は、病院によっては数日から数週間の入院を必要とするケースがあります。

 

治療に影響があるため、ヨードを含む食品の制限と、害がないとはいえ放射性物質なので、他の方との接触を制限する目的で入院となることがあるようです。

 

また、入院中は放射性ヨードがどの程度取り込まれているかを確認する検査も頻繁に行われます。

 

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手術による治療

アイソトープ治療は、実はその効果に個人差があり、バセドウ病眼症を悪化させる可能性があることでも知られています。

 

また妊娠中や授乳中の方も、アイソトープ治療は適しません。投薬治療も効果が薄いような場合は、外科的な手術による入院治療が行われます。

 

バセドウ病の原因となっている甲状腺ホルモンの分泌を抑えるため、甲状腺そのものを部分的に、またはほとんど全てを摘出します。

 

バセドウ病といえば、何年もの長期間投薬を続けているという方も珍しくはないのですが、手術による治療は早期の回復を見込めるという点で優れています。

 

入院期間は、数週間となります。手術の後は一週間ほどで退院できる場合が多いようですが、少なくとも手術を受けるタイミングで甲状腺機能が正常でなければなりません。

 

そのため、他の病気がある場合などには手術の中止や延期もあり得るようです。

 

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