バセドウ病と仕事

バセドウ病の人は仕事を続けることが出来るのでしょうか?

バセドウ病の人は仕事を続けることが出来るのでしょうか?

バセドウ病は全体のおよそ1パーセント程度に発生する病気であり、決してそう珍しいものではありません。

 

調べてみると、バセドウ病であることを公表している有名人も少なくないことがわかります。

 

もしも彼らと同じようにバセドウ病を発症してしまった場合、今まで通りの仕事を続けられるのかを不安に感じたり、耳慣れない病気に絶望してしまう人もいるようですが、実際のところはどうなのでしょう?

 

発病しても今まで通りの生活は続けられるのか?

バセドウ病とは、甲状腺ホルモンの分泌量が多くなり、体のさまざまな器官が活発に働くようになる等の症状が表れます。

 

新陳代謝が激しくなるため、汗をかきやすく、動悸が激しくなります。

 

臓器への負担は増えて、骨や筋肉はエネルギー不足により痩せていくのが一般的です。

 

こんな症状では仕事を続けていけそうにない、と考える方も多いかもしれません。

 

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しかし、医師の指示の下で治療を受けて、いくつかの注意点を守れば仕事をするうえにおいてはまったく心配のない病気なのです。

 

基本は投薬治療…ただし治療の期間は長くなる

バセドウ病であると診断された場合、その多くはまず投薬治療を勧められることになります。

 

「抗甲状腺薬」の服用を年単位で続けることになります。

 

バセドウ病により多く分泌されている甲状腺ホルモンの量を低下、安定させるための薬であり、副作用はありますが、妊娠中の方でも飲むことができるとされています。

 

仕事への影響という観点でいえば、投薬治療を初めてすぐの時点では、甲状腺ホルモンの分泌量が安定していません。

 

過剰な運動や、暑さによるダメージは普段より深刻になる状態なので、仕事によってはしばらく従事できない場合があります。

 

ただしこれも一時的なものであり、早ければ2ヶ月後には復帰できる程度には回復すると言われています。

 

しかしこれらも個人差があり、投薬治療では決定的な回復が望めず、再発の可能性もあるため、病状と向き合いながら仕事を選ぶ必要があるかもしれません。

 

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手術や放射性ヨードによる根本的な治療

抗甲状腺薬による治療は、甲状腺ホルモンの量を抑えるものですが、こちらの場合は甲状腺の機能を弱める、または休止させるための治療方法です。

 

長期間の通院が難しい、または早期の治療を望んでいる方に選ばれているようです。

 

甲状腺ホルモンの分泌が少なくなることで、バセドウ病とは真逆の「甲状腺機能低下症」を引き起こすリスクを含みますが、こちらの場合は、副作用がない甲状腺ホルモン剤を飲み続けることで、それまでの仕事を続けることができます。

 

治療法を選べば、それまでの仕事を問題なく続けることができる場合もあります。担当の医師と相談することが大切です。

 

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