ストレスとバセドウ病

ストレスがバセドウ病の発症に大きくかかわっています

バセドウ病の発症にはストレスが大きくかかわっています

ある程度の治療方法は確立しているのに、発生する原因が解明されていない病気は少なくありませんが、バセドウ病もそのひとつです。

 

甲状腺ホルモンの分泌が増えてしまうことでさまざまなトラブルを発生させてしまう病気です。

 

発生の原因そのものはわかっていませんが、ストレスが大きく関係していると言われています。

 

自己免疫疾患であると言われています

甲状腺は、TSHと呼ばれる物質の刺激を受けることで、甲状腺ホルモンを分泌させます。

 

正常に分泌された甲状腺ホルモンにより、体のそれぞれの器官は新陳代謝を行います。

 

しかし免疫機能が、甲状腺を外部から侵入した異物だと判断してしまい、抗体である「TSHレセプター抗体」が作られてしまう場合がまれにあります。

 

この抗体が甲状腺を延々と刺激してしまい、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまうのです。

 

そして、このときにバセドウ病が発症することになると言われています。

 

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このような自己免疫疾患の多くは、現代の医学でもそのような異常が発生する根本的な原因を突き止められていません。

 

しかし一つ言えるのは、ストレスが大きく関係している可能性があるということです。

 

免疫機能は、疲労や体の冷えなどにより一時的に低下する場合があり、そのような隙に病気を発症しやすくなります。

 

精神的なストレスも免疫機能に大きな影響を与えますので、時にそのような異常を発生させてしまうと考えられています。

 

発症の年代から見えてくる共通点

バセドウ病は、男性に比べると女性が発症しやすい病気です。その比率は5:1と、圧倒的に女性が多くなっています。

 

発症する年代でも大きな偏りがあり、特に20代から30代が全体の半数以上を占めています。

 

この世代といえば、仕事によるストレスはもちろんですが、結婚や出産などさまざまな生活の変わり目を経験することになります。

 

これらは女性の心身にとって大きな負担となるため、免疫力が低下する隙を作ってしまうと考えられています。

 

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ストレス以外の原因と考えられているもの

バセドウ病の発症には、ストレスだけが関わっているわけではないようです。

 

そのひとつが喫煙です。喫煙者がバセドウ病を発症する確率は、非喫煙者のおよそ3倍程度に上ります。

 

さらに喫煙の大きな影響として、バセドウ病眼症を発症する確率も高まります。

 

ストレス解消のためにタバコを吸う方は多いかもしれませんが、そのタバコそのものにより、リスクが増加してしまうのです。

 

可能ならば、禁煙をすることも大切となるでしょう。

 

もう一つは、遺伝が関係していると言われています。近親者にバセドウ病の方がいる場合も、発症の確率が上がるようです。

 

しかし確かなのは、遺伝だけではなくその他の要因も複雑にからみあってきますので、まずはストレスを溜め込まず、上手に発散することができれば、バセドウ病の発症リスクは多少なりとも抑えられるでしょう。

 

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