バセドウ病の治療

バセドウ病の代表的な治療方法と治療期間についての解説

バセドウ病の代表的な治療方法と治療期間

ひとたびバセドウ病を発症すると、動悸や息切れ、多汗などの症状がみられます。

 

人によってはイライラや不眠などの症状がでる場合もあり、患者にとってつらい日々をすごすことになります。

 

少しでも早く治療をすすめたいものですが、「甲状腺の治療」と言われると構えてしまうものです。

 

こちらでは、バセドウ病の治療方法と、完治までの期間についてご紹介します。

 

投薬による方法

バセドウ病とは、「甲状腺ホルモン」の量が多すぎるために発生する病気ですが、投薬により分泌量を本来の量にまで抑えることで、完治を目指すという治療法です。

 

全ての方にとって負担が少ないため、基本的には薬での治療を第一とします。

 

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「抗甲状腺剤」と呼ばれる薬を服用し、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの量を調整します。

 

甲状腺ホルモンの量が正常になれば、その時点で完治したかのように本来の生活を取り戻すことができます。

 

しかし、薬を飲み忘れたり自身の判断で中断すると、再発してしまう場合がほとんどです。また副作用も多いため、必ず医師の指示に従うことが大切です。

 

投薬の期間

投薬を開始すると、薬の効き目により甲状腺ホルモンの量が低下していきます。低下しすぎても障害が出るため、お薬の量は徐々に減らしていきます。

 

早ければ1年程で完治できます。2年経過しても服用を続けなければならない場合は、別の治療方法への切り替えを検討することもあります。

 

手術

甲状腺ホルモンを分泌している甲状腺の大部分を切除するという治療法です。

 

甲状腺を切除することで甲状腺ホルモンの量をコントロールしますが、完治できなかったり再発してしまうリスクも少なくはないようです。

 

一方、完全に切除するという治療法もあります。この場合は甲状腺ホルモンの分泌が停止するため、バセドウ病の再発はまず無くなります。

 

しかし逆に「甲状腺機能低下症」を発症するため、その後は甲状腺ホルモン剤を飲み続ける必要があります。

 

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手術の期間

手術のみで完治を目指すので、長くとも一週間程度の入院で済むのが特徴です。ただし再発や機能低下のリスクがあります。あえて機能を低下させ、抗甲状腺剤のような副作用がない甲状腺ホルモン剤の服用に切り替える場合もあります。

 

アイソトープ治療法

近年「放射能」が注目され、ヨウ素と甲状腺の関係をご存知の方も少なくないかもしれません。

 

体内へ取り込まれたヨウ素は、全てが甲状腺に集められるというしくみを利用したものです。

 

放射線を発するヨウ素を服用し、甲状腺の細胞を減少させる治療法です。甲状腺の機能を低下させ、健康的なホルモン分泌量になるよう促します。

 

放射性物質を飲むということに抵抗を感じますが、実際にはレントゲン程度の被ばく量であるため、健康への害はほとんどないと考えられています。

 

手術と違い、傷口が残らないのも特徴です。

 

アイソトープ治療法の期間

放射性ヨウ素服用の後、2ヶ月から半年ほどで効果があらわれます。甲状腺機能低下のリスクはやはり存在しますが、甲状腺ホルモン剤は抗甲状腺剤のような副作用はなく、負担はずっと軽いものです。

 

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