バセドウ病と運動

バセドウ病になると運動を制限されてしまうのでしょうか

バセドウ病になると運動を制限されてしまうのでしょうか

甲状腺ホルモンには、新陳代謝をコントロールする役割があります。

 

この甲状腺ホルモンが大量に分泌されてしまう病気を甲状腺亢進症と呼び、その一つがバセドウ病です。

 

バセドウ病と診断された時、いままで通りの運動を続けることができればよいのですが、全ての方がそうだとは限らないようです。

 

どのような時に運動を制限されてしまうのでしょう?

 

運動に差し支えてしまう症状

バセドウ病といえば、首元の腫れ、眼球が飛び出る、脈拍が速くなるなどの症状があらわれるのが特徴的です。

 

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この中で、運動に直接関わるものといえば「脈拍の早さ」です。

 

脈拍が早くなるということは、それだけ心臓への負担が大きくなるということでもあります。

 

散歩などの軽い運動で息切れをしてしまうような場合は、バセドウ病を疑ってみてもいいかも知れません。

 

「加齢のせいかな」などと安易な判断をしてしまうと、病状を悪化させてしまうかもしれません。

 

バセドウ病の症状が極端に悪化した場合は、ただ安静にしているだけでも息切れをしてしまい、とてもつらい時間を過ごすことになります。

 

当然ながら、運動しようという気にすらなれないでしょう。

 

甲状腺ホルモン濃度の値が一つの判断材料

バセドウ病を発症し、一時的にほとんど動けなくなってしまったとしても、甲状腺ホルモンの量を抑えることができればほとんど元どおりの体調にまで回復できるのが一般的です。

 

この病気の進行度合いは、血液中の「甲状腺ホルモン濃度」の値が、ひとつの判断材料になるようです。

 

あまりに高すぎる場合は、それだけ心臓への負担が大きくなり、その場合には軽い運動すら控えるような指示を出されてしまう場合があります。

 

心臓に病気を抱えている場合には、余計に慎重な判断が必要となります。職業によっては、しばらく休職しなければいけない場合もあります。

 

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病気と付き合いながらスポーツは出来るのか?

バセドウ病を発症した場合、健常者に比べると心拍数や脈拍が大きく上昇します。

 

投薬治療により、甲状腺ホルモンの量を抑えることで徐々に回復しますが、原則的にはスポーツなどの激しい運動は禁止されてしまいます。

 

スポーツの選手など、激しい運動をする職業をしている方の場合は、投薬治療に長い時間をかけられないケースもあります。

 

その時には、手術による治療を行うことで、短期間での回復を見込めます。

 

一般的に、投薬治療の場合は安定するまでに2ヶ月ほどかかりますが、通院や投薬そのものはその後数年間続けなければいけません。

 

一方で手術ならば数週間の入院で治療が終わります。

 

バセドウ病を発症しても、スポーツそのものを断念する必要はありませんが、治療法は限られてくるかもしれません。

 

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